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PS3がやってきた ヤァヤァヤァ Ver0.9
ざっと六年前
- 究極のバーチャルワールドを作り出すPlayStation2チップ(?)がISSCCで登場
- http://pc.watch.impress.co.jp/docs/article/990222/kaigai01.htm
そんで今回
ISSCCで、ついにCellが登場〜ソニーグループ、IBM、東芝が共同発表
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/2005/0208/kaigai153.htm
ついに、話題のCellプロセッサがそのベールを脱いだ。
米国サンフランシスコで開催されている「ISSCC(IEEE International Solid-State Circuits Conference)」で、IBM、ソニーグループ(ソニー、ソニー・コンピューターエンタテインメント)、東芝は、3社で共同開発した「Cellプロセッサ」の技術発表を行なった。3社および開発に協力しているRambusはISSCCでCellに関する論文発表を行なう予定で、それに先駆けて、 ISSCC会場のマリオットホテルでプレス向けのブリーフィングを開催した。
今回発表されたのは、90nm SOIプロセスで製造される最初の世代のCellの技術概要。Cellは、マルチコアCPUで、1つのCPUの中に9個のプロセッサコアを搭載する。 PC/サーバー向けCPUは、同じ90nm世代では2個のCPUコアを載せたデュアルコアCPUであるのに対して、Cellは9個とCPUコアの数が多いことが特徴だ。また、IntelやAMDが開発しているマルチコアでは、同アーキテクチャのプロセッサコアを複数搭載する。それに対して、Cellは2種類の異なるプロセッサコアを組み合わせる。
90nm版Cellには、1個の汎用的なプロセッサコアと、8個の比較的シンプルなプロセッサコアが組み合わせられている。汎用プロセッサコアは、 IBMの64bit Powerアーキテクチャをベースにしたもので「Power Processor Element(PPE)」と呼ばれる。8個のコアは、マルチメディア系処理などに向いたSIMD(Single Instruction, Multiple Data)型のアーキテクチャで「Synergistic Processor Element(SPE)」と呼ばれる。ただし、ストリーミング型の処理に特化したアーキテクチャではなく、非常に汎用性も高い。
前回(PlayStation2)発表時のデモ
今回は何を見せてくれるのだろう。