5、6周遅れているけれど新庄のいい話
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 ◆目玉商品 この上げ潮ムードが一過性のもので終わっては…と憂慮する声もある。ただ、今年はプレーオフ制という目玉がある。「話題」で集めたファンを「勝負」という魅力でも離さない。10月に行われる同制度は、夏場以降の消化試合をなくしてくれる。新制度には「ざん新な企画」(ロッテ瀬戸山代表)「新たな展開が起きるのではという期待をもたせている」(オリックス小泉球団社長)と各球団も期待を寄せる。

 新庄は「プロ野球の存在意義は、その街の人々の日々の暮らしが少し彩られたり、単調な生活がちょっとだけ豊かになることにほかならない。ある球団が中心で物事を進ませるセ・リーグにはない、野球くささをパ・リーグはもっている」と言った。セ・リーグのような華々しさはない。しかし、パ・リーグも燃えている。