三菱ふそうのハブ,摩耗は「つじつま合わせ」
http://dm.nikkeibp.co.jp/members/DM/DMNEWS/20040527/7/
 三菱ふそうトラック・バス(2003年1月に三菱自動車から分社,本社東京)の大型車で前輪が脱落する事故では,フロントハブが破断する理由として摩耗が大きく取り上げられている。だが,本誌が独自に入手した内部技術資料によれば,ハブが摩耗して破断に至るという説明は,ユーザーに責任を転嫁し,リコールを避けるために同社が考え出した「つじつま合わせ」。ハブの破断による事故が続発したのは,同社が設計ミスを認識しながら,改善を怠ったからである(詳細は『日経ものづくり』2004年6月号参照*1)。

売店RFID、日本は「時間短縮」、米国は「サービス改善」に期待
http://nikkeibp.jp/wcs/leaf/CID/onair/jp/comp/310169
米国には少量購入専用レジや、自分でバーコードをスキャンして買い物を済ませられる「セルフチェックアウト」などの仕組みがあり、精算で並ぶことはあまりないという。その一方、品切れに悩まされることが比較的多く、週末には返品手続きの長蛇の列ができる場合もある。逆に、日本では総じて小売業界の在庫管理が良好で品切れは少なく、この面での不満がないためとみられるという。
ガートナーは、この結果から、日米の小売業界ではRFID戦略は異なったものになるべきと分析している。
調査は、ガートナージャパンが同社の固定パネル2000人を対象に4月に実施。米国で1月に行われた同様の調査結果と比較した。有効回答数は、日本が674人、米国が1000人。

ソニー有機ELパネルの新技術を発表
http://ne.nikkeibp.co.jp/members/NEWS/20040527/103619/
ソニーは各画素内の白色有機EL層や電極層の構造を工夫して白色有機EL層から色純度や光強度を高めたRGBの色を取り出すようにした。具体的には,光の干渉効果を利用して色純度や光強度を高める。干渉の結果,白色光の中から取り出したい波長の光だけが,強め合うように工夫する。この「Microcavity」と呼ぶ構造は,正電極に使うITOの膜厚をRGBのサブピクセルごとに変更する。各サブピクセルから取り出した光をさらにカラー・フィルタで色純度を高める。

回答者の4分の1が“兄弟”と誤解したオロナミンCとミンナミンC
http://nd.nikkeibp.co.jp/nd/news/contents/388.html
 よく見れば違う。だが、見間違う人は少なくないだろう。どちらも商標登録している商品だ。ミンナミンCはいったいどういった商品なのか。

 ドラッグストアの店員にたずねたところ「オロナミンCを真似て作ったようなものです」とミもフタもない返事。オロナミンCと見誤って買う客はいないか聞いたところ、「間違えて買っても成分はほとんど同じなのであまり問題はないだろう」――。確かに主成分や味に大きな差はない。1本売りの価格も同じだ。しかし本当に問題はないのか?

話題のスプラウト、その特徴と使い方のコツは?(前編)
http://nikkeibp.jp/wcs/leaf/CID/onair/biztech/biz/309843
スプラウトとは、種子や豆を発芽させた新芽の総称です。日本でよく知られているものとしては、カイワレやモヤシが挙げられるでしょう。ただ最近は、様々な種類のスプラウトを見かけるようになりました。


SEを疑うだけでは企業の情報漏えいは解決しない
http://nikkeibp.jp/wcs/leaf/CID/onair/jp/comp/310183

走行中でも最大300Mビット/秒,NTTドコモが4G実験で実現
http://ne.nikkeibp.co.jp/members/NEWS/20040527/103648/
 NTTドコモは2004年5月26日〜27日に東京で開催された第4世代移動体通信システム(4G)の国際会議「International Conference on Beyond 3G Mobile Communications-2004」(ICB3G)で,神奈川県横須賀市で実施中の4Gのフィールド実験の詳細データを公開した。4Gの無線基地局から800m〜1km離れた地点を時速30kmで走行する車で,下り最大約300Mビット/秒,平均でも約135Mビット/秒のデータ伝送速度が得られたという。今後,さらに高速化する技術として,複数のアンテナを使う「MIMO」(multiple input,multiple output)を既存の無線システムに追加する形で導入し,静止時に1Gビット/秒の超高速無線通信の実現を目指す。実験は2005年7月まで続ける。
 ITU-Rが2003年6月に承認した4Gの定義は,「電車などの高速走行時でも約100Mビット/秒,静止時には1Gビット/秒のデータ伝送速度ができること」と規定している。ドコモは,「300Mビット/秒以上を実現するには,MIMOを既存の無線システムに追加するなどの工夫が必要になる」(NTTドコモ)として,今後MIMOを含むシステムを開発する意向を明らかにした。

電気,中国伝統楽器の音色を搭載する着信メロディ用音源LSIを開発
http://ne.nikkeibp.co.jp/members/NEWS/20040527/103626/
 沖電気工業は,中国市場向けに特化した32和音の着信メロディ用音源LSI「ML2871」と16和音の「ML2873」を開発した
 今回,開発したLSIは,国内メーカーでは初めて,二胡(アルフー)や琵琶(ピーパー),揚琴(ヤンチン)など13種類の中国伝統楽器の音色を搭載した。また,大きな音量の着信音が好まれる市場特性に合わせて,最大音量を従来品から約2倍の+6dBに高めた。また,中国市場で要求の多かった着信メロディ用8Ωスピーカを駆動可能な550mW出力のスピーカ・アンプを内蔵した。

アルプス電気BMW「iDrive」で採用したコントローラの派生版を公開
http://at.nikkeibp.co.jp/members/AT/ATNEWS/20040526/5/
 アルプス電気は2004年5月26日に開催したプライベートショー「ALPS SHOW 2004」で,モータを利用してユーザーにフィードバックを与える「ハプティックコマンダ」製品ラインナップを公開した。同社は現在,ドイツBMW社の統合操作環境「iDrive」のコントローラとしてハプティックコマンダを提供している。
 なお,同社はハプティックコマンダを国内メーカーと欧州車メーカーの2社に提供することも明らかにした。国内メーカーはカーナビ用で,欧州車メーカーではiDriveと同様に,エアコンとオーディオ,カーナビなどを含んだ統合環境として使うという。